定性と定量

普通は「定性から定量へ」だと思ってしまうけど、「定量から定性へ」というのもありなんだ」と聞いてびっくりしたのはいつだっただろう。・・・忘れた。

日出処の天子』(山岸凉子)で「それは自己愛だ」って感じのせりふがあったんだけど、まぁそういう要素が多いってことだよね。「相手のため」と「自分のため」って完全に分けることができるもんでもない。「双方のため」っと言ってもいいけど、いいことが両方に同じ分だけくるわけでもない。

「あなたはこういう人だ!」って断定されれば、同意と反発が同時に起こる。「そういう要素が占める割合も大きいかな」って自問してみる。ちゃんと納得できるチェック項目をいくつもいくつもチェックして盲目的にならないようにして相手の言葉が正しいか吟味する。そして、そのあと相手が何故、そんなことを口に出したのかを考える。忠告する人が客観的な視点を持っているとは限らない。

「萌え〜」って意味がいまいち私にはわからないんだけど、「好き」「大好き」「愛してる」「感動した」「琴線触れる〜」とかじゃないわけ?「かわいい」と「大好き」を3:1でブレンドしたり、「かっこいい」と「琴線に触れる〜」を3:4でまぜたりと、場合によって使い分けているのかなぁと思った。言葉は一意的に使われなければいけないものでもないし、意味が通ればいいとも思うし。