物性研へ〜読者完全無視〜*1

昨日は柏の物性研へ。とある研究室を訪問して、実験の打ち合わせなどを行う。実験は4月中ごろになるかな?実験について、教授自ら教えてくださいました。計測する試料と今までの実験データとを見せて、実験する意義についてちょっと説明しました。試料に関して、少し興味を持ってくれたようなので良かった。潮解性が激しいのが少し問題になるかもしれない、とのこと。セッティングに5,6分は最低かかる。まぁ、手早くやるしかありません。

実験装置とかも見せてもらいました。うーむ、地下にあるのね。ふんふん、He3を使って0.4Kくらいはいくみたい。ここにサンプルをのせるのね。これがサーマルコンタクトか。ここのキャパシタンスを計測するのか。試料サイズは3mm*5mm・・・。

私が所属する研究室に比べて実験室が広いなぁ、って思ったり。別の研究室の実験室も見せてもらった。おー、あれがシールドルームか。電磁波を遮断するためのものです。物性研が六本木にあったころはテレビ塔などからの電磁波の影響でデータにノイズが入ったり、温度が下がらなかったりと問題があったのでシールドルームが必要だったらしいです。柏ではあんまりそれを気にしなくてもよさそうですね。周りに何も無いし。

説明のために持っていったグラフとかを「これ学会発表用?」って一目で看破された。えーっと、昨年の春のです。ちゃんと準備していないのばればれ。すいませんすいません、ってここで謝っても仕方ありませんが。せめて良い試料を今度持って行きますので、よろしくお願いしますです。