『カルチェ・ラタン』 ISBN:4087476030
- 面白いのだけど。女性の扱いがうーむ。ちょっと苦手だな、こういうの。
- あと、討論が得意なミシェルが最後で討論を「魅せられない」というのがなんとも悲しい設定。これはしかたがないけど読者にはフラストレーションが。
- 神学の話とかがでて面白かった。キリスト教における「女性」の扱いというのがどう変遷したかはちょっと面白いかも、って思った。あと、カトリックとプロテスタントの関係とか。
本の感想から外れて。
宗教とかって面白くて嫌いではないのですが、はまってしまいそうなので近づかないようにしています。特に論争が言葉遊びに終始してしまいそうなところが忌避してしまう理由なのかも。普段意味のない言葉遊び的なことをしていてなんですが。ポストモダン思想というのだって、言葉遊び的なものだけでもないとは思うのですが、それを判別するのが難しそうだと思ったから忌避しているのかも。
「言葉遊び」って言葉は良くないかな?みんながわかる楽しい言葉遊びもあるわけだし。そういうのは難解な言葉を弄んで弄くるのとは違うわけだし。