『鳥姫伝』(バリー ヒューガート)

鳥姫伝 (ハヤカワ文庫FT)

鳥姫伝 (ハヤカワ文庫FT)

なんか文章が読みにくかった。挿絵でもつければ良いと思うのだけど。

でもです。なんか面白いんですね。最後まで読んで「やられたー」って思いました。特に名前の使い方。何言ってるかわけわからん、って言う感じのは納得できる伏線でした。

もう一つのすごいところはやっぱり最後のほう。このようなヴィジュアルイメージの広がりを小説で読んだのは久しぶりかも。映画とか漫画にすればよいのかも。

この似非中国設定は、ちょっと気になりますが、まぁパロディなので深いところ突っ込み無しで。Amazonのレビューをみたら私が気がついていないいろいろな暗喩があるみたい。そこまで追えないなぁ・・・。

この本は、アメリカ人の書いた中国が舞台のファンタジーです。新鮮でした。でも続編は読むかなぁ?