『異形の道化師』(デイヴィッド・エディングス)

異形の道化師―マロリオン物語〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)

異形の道化師―マロリオン物語〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)

マロリオン物語』の3巻目。面白いけど、やっぱり文章が多いので読むのは時間がかかる。

ザンドラマスの精神攻撃が面白いな。強迫観念みたいなやつ。ちゃんと伏線もはってるし。

生き生きとした女性キャラが魅力の1つであるこのシリーズですが、現時点で露出が少ない(肌のことではない、念のため)ポレドラ、シラディス、ザンドラマスがこれ以降どのように描かれていくのか興味があります。

ベルガリアード物語』では、ガリオンとセ・ネドラの両方の視点があって面白かったのだけど、『マロリオン物語』では女性視点で語られることがあまりなくてちょっと残念。そこが物足りなさを感じる理由のひとつなのかも。