実験結果の解釈


昨日、ESRの実験結果の解釈法についてちょっと教えてもらう。また、マグノンBECにおける磁気相図の相境界前後で、どのような振る舞いが適当なのかをいろいろ議論する。でも、わけわかんない。難しい。ギャップの磁場依存はすぐわかるけど、ギャップの温度依存はどう解釈すればいいのかな。磁気励起の構造が変わったりとか。やっぱり中性子非弾性散乱は欲しい。ESRで見えるのは基本はk=0における遷移なんだよな*1。k=0ではないところ(k=π/2)とかが最低励起を与える場合はどうなるのかな。磁気分散がある場合とかどのように解釈すればいいのかな。磁場・温度を振った中性子散乱の結果が欲しい。まぁ、予想はできるけど。温度を変えれば、磁気分散の実験結果は変わるけど、それは、上のレベルに励起した状態が多くなるから変わるというのもあるけど、・・・(略)。


研究って楽しいと思う。まぁ、いろいろ大変なこともあるのだけど。その大変さを私はまだほとんど理解してはいないと思うけど。

*1:それ以外が見えることもないわけではない