『二人のガスコン〈上〉』(佐藤賢一)

二人のガスコン〈上〉 (講談社文庫)

二人のガスコン〈上〉 (講談社文庫)

寝る前に20〜30分くらいずつ分けて少しずつ読んだ。

舞台はフランス。フランスの地理が分からないから地図が欲しいな。

30歳くらいの二人の男が主人公。二人の男の主人公の対立のさせ方が面白い。男臭い小説である。恥ずかしくなるくらい男臭い小説だと思う。あまりにも男臭くてちょっとなぁ、って思うこともある。でも、こういう傾向は今までの作品でもあったか。とりあえず、続刊を読んでからあらためて感想を書きましょう。


佐藤賢一の作品を全部読んだわけじゃないけど、『双頭の鷲』(ASIN:4101125317、 ASIN:4101125325)が一番面白いと思う。