死者の村の少女―サーラの冒険Extra (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 山本弘,幻超二
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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二話目。まぁ、こんなものか。
三話目。導入部がびっくり。まぁ、それはともかく。デルの暗黒魔法がバリバリ決まって爽快です。悪であることの気持ちよさみたいなものも書きたかったもののひとつだったのかな?魔獣になってしまったデルだけど、精神的にはほぼ人間のままって感じかな。これには少し違和感。もう少し異常さがあってもいいかなって思った。本人が気がつかない程度に。
生きていたいという強い意志はなかったが、死にたいという意志もまた、原始的な生存本能を打ち破れるほど強くはなかった。
というのを読んで、
私には生死の壁を越えるだけの 死ぬ理由がなかったから生きていた。 生物だから生きるようにできているのだし。
http://s-i-b.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_f336.html
を思い出した。
アゾってキャラの設定も面白い。けっこう悲惨な設定とも言えるが。