??2-8

彼女はそれまでに似たような価値観を持つ人との出会いはなかったのだろう。
表面的な付き合いで終わってしまったり。
誰かにわかって欲しいことがあっても、それを誰も興味を持ってくれない。
「もどかしい」って想い。
そして、他人が興味を持っていることを、素直に面白いとか価値があるって受け入れられない。
それはプライドのせいなのかな?
幼さなのかもしれない。
理想主義的な性向・気質なのかもしれない。
処世術ばかりうまい「大人」な対応に対する苛立ちなのかもしれない。
「結局、本質は何なの?」って問いを、どこまで持ち続けられるものなのだろう?