「Overdosing Heavenly Bliss」

  • overdoseは「薬の過量摂取」、heavenlyは「天国のように。素晴らしい」、blissは「無上の喜び。至福」を意味します。「脳内麻薬出まくりで超ハッピーだぜ」って曲じゃないかと思います(嘘)。
  • 空の軌跡The 3rd』の曲。かっこいい。良い曲です。
  • 「ださかっこいい」という言葉を使いたい気もしますが。いや、とっても好きなんですけどね。「燃える!」し。
  • 強い意志の由来が描かれている作品というものは良いですね。丁寧なつくりの作品だったと思います。
  • 「世界の意志」という言葉が出てきたときにはぞくぞくしました。えーえー、こうでなくては。ラスボスは早い時期から予想していたのですが、途中で、あれぇ?って感じて、最後にやっぱりあれなんだねー、って思った。
  • ワイスマンという敵役の使い方がうまいなーって思いました。人と人との絆の大切さを訴える作品であるがゆえに。このお話の一番の見せ場は、ケビンがワイスマンの誘いを突っぱねるところだと思います。この見せ場を作るためにずーと伏線を張ってきたわけですし。この後の戦いでもOverdosing Heavenly BlissがBGMとして使われています。
  • FCとSCは小さな依頼(ブレイサークエスト)をやっているとメインストリーがなかなか進みません。The 3rdの場合は、扉をあけているとメインストーリーがなかなか進みません。プレイ時間がとてもかかります。
  • 何故、昔の人が「輝く環」を封印したのかはSCでも少し触れられていますが、The 3rdでより明確になったのではないかと思います。「サブシステムとしての影の国」という設定はゲームを作る上では便利な設定ですね。そんな多用はできませんが。
  • コピーされた○○がラスボスなわけで、星層を作ったのもそいつ。目的は○○○を取り込むため。でも影の王のやりたい放題って世界でもないみたい。影の国は願いをかなえるシステムであって、それを利用して影の王はその"強い意志"を以って世界を作り変えている。でも影の王の意志だけが世界に影響を与えているわけではないことが、黒騎士が仮面をつけていることからも説明できます。影の王側に取り込まれたコマ達も自分たちの意志を持っています。「全力で戦い、相手を阻止しろ」という命令に反することはできませんが、コマ達の意志もこの世界を形作っていると考えられます。ケビン以外に15人の人が取り込まれています(ギルバートを入れると16だけど)。なんでこの15人なわけ?って思いますよね。取り込まれた基準って何でしょうね。「ケビンの助けになる人」とか「解決すべき問題を抱えている人」が取り込まれたのかな?って思います。エステルのレンに対する想いがないとレンが仲間になる理由がないし。○○ィ○の意志や○ー○の意志があったから、ケビンは試練に打ち勝つことができたわけだし、過去を乗り越えることできたのだと思う。
  • 世界を自由にできるような影の王にも縛りがあります。おそらく、面と向かってケビンたちと戦うと同程度の力なのです。なんせ○○のコピーですし。だから心理戦に持っていく必要があるのでしょう。
  • 罪とか罰とか許しとか贖罪とか癒しとか再生とか意志とか絆とか記憶とか克服とか別離とか作品全体のキーワードとしてあるかなぁ、って思いました。それぞれのキャラは過去を清算して、新たなる一歩を進めるようになったのではないかと思います。
  • エステルってすごい成長してますよね。ラスボスの後のレンとの会話はすごいと思います。まさか、あそこまで力強い台詞を言ってくれるとは。さすが前作、前々作の主人公。ゲーム上の戦闘能力はあんまり高くないけど、『空の軌跡』という物語の中で最も強い意志を持ったキャラだと思います。「英雄ってどういう存在?」というのを彼女が一番体現していると思います。『英雄伝説』ってこれもまたダサいタイトルにも思えますが、逆に言うと直球勝負というか王道を行っているとも言えますね。Falcomには、このタイトルを守り続けて欲しいって思います。
  • お気に入りの曲 ED6020、ED6024、ED6120、ED6320、ED6321、ED6322、ED6323、ED6324、ED6333、ED6573、ED6586
  • 特にお気に入りの曲 ED6123、ED6325、ED6433 Overdosing Heavenly Bliss、ED6436、ED6437、ED6564、ED6571、ED6574
  • おもしろおかしい ED6570

空の軌跡 The 3rd』(日本ファルコム)

英雄伝説 空の軌跡 the・3rd 限定特典版

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