『敷居の住人 (4)』(志村貴子)
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2000/08
- メディア: コミック
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どうしたら この気持ちが ホンモノだとか ニセモノだとか わかるの
みんなはそんなに 確かなものを 持ってるっていうの
たたいても 投げつけても 絶対壊れないような 頑丈なものをさ
なかなか良い台詞。絶対壊れないものはなかなかないし、あったとしてもそんなものは助けにならない。でも、相対的に強いものはきっとあるはずで、小さな積み重ねからそれはいつの日か自分のものになるのではないかな?
おまえは俺や兼田が好きっつうより 自分を好きになってくれるヤツが ほしいんだと思う
・・・・・・だったらどうなの? いけないの?
これもなかなか良い台詞。
寄る辺がないという不安に抗する力は必要だけど、その抗する力が強すぎるのも問題なのだとも思う。
ようやく取っ掛かりが出てきたかな?まだ読み込みが足りないだけかもしれない。