『ネコソギラジカル〈中〉 赤き征裁vs.橙なる種』(西尾維新)
ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種 (講談社文庫)
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 文庫
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レビューと言うよりネタバレを含むインプレッションの羅列を。
- おー、意外な展開。あれだけ盛り上げといて、こんな風な方向性になるとは。
- 十三階段はいーちゃんの戯れ言でどんどん削られていきますねー。
- 物語としては面白いんだけど、今までと比べると"熱さ"みたいなのがないかな。感動するところまでいかないというか。背筋が冷やっとすることがないというか。
- まあ、いーちゃんが本気で動くとそうなってしまうのかな。
- 本作は、「人形士」右下るれろと「ドクター」絵本園樹がいいところを持って行ったと思います。
- 「人間失格」零崎人識と「戯言遣い」いーちゃんとの掛け合いは面白いとは思うけど、ちょっと物足りないかな。
- 「橙なる種」面影真心と「戯言遣い」いーちゃんとの過去をもう少し書いて欲しいです。次の巻に期待するべきか。なんというか、仲良しエピソードでもいいし、悪さを一緒にしたエピソードでもいいから。面影真心のキャラをもう少し立たせないと盛り上がらない気がしてしまう。
- まあ、なんだかんだ言っていーちゃんが成長しているところが良いかな、って思います。
- 「青色サヴァン」玖渚友に関しても、もう少し掘り下げて欲しいのですが。これも次巻に期待するべき?
- 「最強の請負人」哀川潤は今回やられ役でした。次巻に活躍を期待しましょう。