『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(森博嗣/萩尾望都(原作))

うーん、まあ、これは、原作を読めと言うことか。英語タイトルがofじゃなくてforなんだなー、って思った。でも、タイトルの意味がよくわからない。


大変詩的な小説だと思います。綺麗なものを描写しようとしている。

思春期の男の子小説という意味では、
『もえない―Incombustibles』(森博嗣)

もえない―Incombustibles

もえない―Incombustibles

に連なる雰囲気だったかな。

どうも、トラウマ−癒し繋がりがわかりにくいな。もっと作品世界に入っていかないと駄目なんだろうね。やっぱり、ネチネチ書いてもらわないと駄目かな。または、読者にそういう種類の過去が存在するか。

別の森作品で四季が、〜を切っているところの方が私は感動したかな。あの〜を切るシーンは森作品の中でもっとも印象深いシーンの一つです。