『少女不十分』(西尾維新)
- 作者: 西尾維新,碧風羽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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うーん。
微妙。
以下ネタバレが少しあるので折りたたみ。
- ちょっと無理があるような。誘拐されるシーンとか。このような状況で、逃げられないってちょっとなあ。
- 子どもが大人を誘拐しようとするのは、やっぱり無理があるような。
- 最後の方のお話をするシーンは良いです。この作者の話を他にも読んでおくとより楽しめるのではないかと。
- 延々と、常識的な判断ができてきない理由が語られています。なんで、こんな変な行動を取ったんだろう?とかの言い訳とかも。そこらへんがちょっと興味深かった。変な信念に囚われて、常識的な行動ができないというのは、自分でもあると思うし。駄目な理由に囚われて、やるべき事をしないというのはよくあると思うし。
- この言い訳部分というか、理由付け部分を楽しめるかどうかが、面白いと思うかつまらないと思うかに関わるかも。
- なんとなく買っちゃったけど、無理に読まなくても良かったかなぁと。この作者の別の本みたいな、読み手を引きこむ感じはないです。