『結城友奈は勇者である』 の感想3

再視聴したので、もう一度感想。
前の感想
http://d.hatena.ne.jp/fujisawamasashi/20150222#p1
http://d.hatena.ne.jp/fujisawamasashi/20150224#p1
と被っているかも。
ネタバレあるし、折りたたんでおきます。

  • 再視聴してしまった。というか、バックで流している感じだけど。
  • 戦闘シーンは迫力があるね。
  • 細かい伏線がいろいろ見れたかな。東郷がさりげなく足を見たり、リボンをみたりしているとことか。
  • 友奈は、本当に周りのことを見て気遣っているのがわかる。天性の物かも。東郷に対して気付いてあげられなかったことで悩むのもしっくり来る。ある意味、信頼していて、大丈夫だと思っていたのかも。風先輩の事は気になっていたけど。
  • 終戦で友奈が一時的に変身できなくなるけど、「ある状況下だと変身できない」という伏線は欲しかったかな。
  • 12体倒した後。後遺症があることがわかって。双子座の片割れが出たときに、友奈は力を奮うんだよね(夏凜は自分だけ後遺症がないという負い目がちょっとあって、だから自分がやろうと思うのだけど、それよりも早く)。あと、風先輩の暴走を止めるときもほぼ躊躇せずに力を奮う。なんというか、ここらへんの行動は、ぐっと来る物があるね。全体のためのある種の自己犠牲みたいな。そこらへんも勇者の素質みたいなのかも。
  • 勇者システムは、「誰かのため」という気持ちを搾取するものでもある。誰かのために行動したいという気持ちを具体化・具現化するものでもある。
  • 人の役に立つことにより、自己肯定感が得られるというのはあるから。支払われるリソースが得られることに見合うと思うのなら、それは選択肢の一つ。
  • 世界設定として、中学生に重い課題を押しつけすぎると思うんだ。中学生が背負うのは、『ガールズ&パンツァー』で背負っている感じのくらいで良いと思うんだよね(こっち場合は廃校)。あくまでもアニメ世界での話ですが。
  • 夏凜が勇者部五箇条を叫びながら戦うシーンはやっぱりかっこよい。燃えるシーンです。
  • 東郷は思い詰める性格だったし、暴走するのもある程度納得できたかな。
  • 東郷を友奈が説得するシーンは良い。理屈じゃないというか。自分の好きな人にあー言われたら、まあ説得されるしかないよね。自分が一番信じたいことを自分が一番好きな人に言われるんだから。
  • 気合いというか、根性で押し切って勝ちって言うのは、あんまり好きじゃないんだけど。この作品に関しては、それもありか〜って思うのでした。そこまでの心の動きが描かれていれば良いというか。システム的に気合いで強くなる感じだし。
  • 満開になったときのキャラのデザインも良いと思います。
  • 【5/5追記】東郷は足が治ったわけだけど。乃木園子に関しての記憶を取り戻せたのかな? そこらへんについては言及がなかった気もする。きっと取り戻しているのでしょう。