「同性婚の動向」

極東ブログhttp://finalvent.cocolog-nifty.com/の「同性婚の動向」http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/05/post_20.htmlという文章が少し気になった。少しだけ引用。

北欧などでは、前世紀に世界大戦がないこともあり、近代社会が深化し、結婚というのは基本的にプライベートな領域の問題に移りつつある。あるいは、こう言い換えてもいいかもしれない。結婚や宗教的なり信条の問題なので、国家が関与すべきではない、と。このあたり、日本の別姓論者がどう考えているのかはわからないが、社会原理的にはそう考えていくのが正しいだろう。

「結婚制度について考え中」id:fujisawamasashi:20040226#p5とか「婚姻精度は複雑らしい」id:fujisawamasashi:20040228#p5でも書いたのだけど、こういう問題は少し気になる。養子の問題や母性・父性についても気になる。そうすると、片親はどうなるんだろう?とか。あと男男女とか女女男とか3人で同棲とかもありえるのかな?(一夫一婦制が崩れる、ということはないとは思うけど)

気になるのは私が結婚をしていないからだと思う。社会から結婚しろ、っていう弱い圧力を受けるから気になってしまう。たぶん、結婚してしまったら、こういうことどうでも良くなるんだろうな。

前にも書いたけど「婚姻の法的な束縛がなくなった後の男女関係はどうなるのか」という問題はとても興味深い。でも既存の法律を全て見直すのはとても手間がかかることだ。そして「婚姻に法が関与すべきではない」という世論が生じる可能性はまったくない気がする。

法律を抜本的に全部見直すってことはあんまりなさそう。足りない部分に微分を加えていくだけなんだと思う。法律の統廃合とかってされているのかな?・・・まぁ、いいです。