倫理
id:TomoMachi:20060304にこんなことが書いてあった。
表現が人の気持ちや考え方を変えると信じている。
なぜなら、彼ら自身が映画や小説や戯曲によって目を開かれ、表現者になったからだ。
自分が目覚めたように他の人も目覚めるかもしれないと思うから、無駄とは知りつつも表現することをやめることはできない。
そして僕の仕事は、彼らの意図を彼らの言葉を使って、観客にとって身近なものに結び付けて、観客に伝えることだ。
歴史的なことに対して私は疎いのでよくわからない。長い文章のこの部分にはちょっと感動してしまった。*1
『〈ほんもの〉という倫理』(チャールズ・テイラー)
- 作者: チャールズテイラー,田中智彦
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 2004/02/20
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 100回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
そういえば、http://cruel.org/other/rumors.htmlの2006年1月の倫理に関する話も面白かった。
*1:自分と重ね合わせたりはしないです。念のため。