「価値がある」って言う事
何かが価値がある、って言う事は大変な事なんだな。
あらためてそう思う。
そういえば、「生きていくことは全ての価値の根源です」という趣旨の台詞が森博嗣の作品に書いてあった。
それは、「ある業界の中で生きていく」という意味合いでも取れるんだな、って思った。
ある業界の中で、自分が言いたいことを言うためには、まず生きて行かなくちゃいけないんだな。
時に、私は、この業界の中で生きていくことに限界を感じるけど、状況は良いとは言えないけど、まだなんとか引っかかっているから生きていって良いのかもしれない。
命の危機が迫っているわけではないのだから、もう少し楽観的になっていい。
でも、ずるずると命を削って、消費して、生きていくわけなので、あんまりだらだら生きていて良い訳じゃない。
自分が納得できる密度で生きて行かないといけないよね、って思ったりもする。
自分の実力がないのなら、ほとんどの言説が否定されてしまうのだよね。
一言でもいいから、誰かに印象を残せるようになってみたいと思う。