『舞姫(テレプシコーラ) 第2部 5』(山岸凉子)

  • 完結。第一部の伏線も一応回収したかな。面白かったです。良いところで終わった気がします。
  • 第一部ほどの盛り上がりはなかったですけど。というか、それだけ盛り上げるためには、「とんでもない不幸」が必要になるので、それは勘弁して欲しいと言うのもあります。
  • 今回出てくる「不幸」も小さいものではないです。自分の今までの人生と、家族や所属団体からの期待が一身にかかっていたわけですから。
  • 総じて面白かったです。
  • 続きが読みたいと思わせる終わり方ですが、続きが読みたいと思わせる書き方がエンディングとしては良いのではないでしょうか。
  • 六花(ゆき)は、これらも喜んだり悲しんだり感動したりと、いろいろな経験を経て、コリオグラファー振付家)として大成するのではないかと思います。