『鬼物語 しのぶタイム』の感想4
またネタバレ感想を。
- 『傾物語 まよいキョンシー』とセットで考えた方が良い話かな、と思いました。
- 忍の過去の話は、淡々として、感情的じゃないところが良いかな。
- 物語における喪失とか孤独とか、そういうのに私は惹かれるのかも。
- くらやみというのも、ある種の世界の法則の一つなのかな。
- 忍や真宵の前に出てきたくらやみの理由が面白い。
- 「少女、童女、幼女」というのにうけた。
- というか今回はキスする話ですか!
- 三人から選べ!みたいなところが面白いですね。
- 恥ずかしがっている忍が可愛い。
- 女の子の涙は反則だと思う。
- 別離が悲しいのは、素敵な関係があったから。楽しい思い出や嬉しい経験があったから。
- 『傾物語』の感想で書き忘れたけど、斧乃木余接(よつぎ)の正体はちょっとびっくりしました。
- 余接は、なんか変なフェチっぽいキャラになったような。筋肉云々。
- 暦の真宵に対する「度を過ぎたスキンシップ」はどうかと思っていたんだけど、こういう展開になると、肯定してしまうなぁ。
- 真宵は、まよいマイマイの最後の時点で、怪異としてのアイデンティティみたいなのを失っていて、こうなる運命だったのか。
- 臥煙伊豆湖(がえんいずこ)って、『猫物語(白)』にも出てきたかなぁ。登場回数はそんなに多くないような。
- 忍野扇はたいへん不気味な感じですね。今回の件も積極的に関与したのかしてないのか。
- 暦が普通の人として生きるためには、言い換えれば怪異から離れて生きるためには、いずれ忍とも別離があるのかな?って思った。
- 暦が死ぬ可能性もあるけど、作者は暦を殺さないんじゃないかなぁって思う。
- 『傷物語』はいつアニメ化されるんだろうか。完全に機会を逸してしまったような。
- あと、物語シリーズの小説は文庫化しないんですかね。したらすぐ買うのに。
- 忍のオープニングテーマが何でないんだ〜。