『狼と香辛料 II』

後半部の第7話〜12話の感想というかインプレッションの羅列。


  • 最初の方というか中盤くらいまで、ホロとロレンスがけんかしないで仲良く進むから良い。
  • エーブ(フルール)というキャラの読み解き方が難しいなぁ。
  • エーブ。お金に取り憑かれている感じ。ロレンスとは波長が合う人。孤独な人。怖いのだけど、金のために危ない橋を渡ろうとする。大きな喪失が過去にあった人。
  • ホロは、ロレンスとの別離を恐れている。恐れているから、ちょっと不安定な感じ。ロレンスとの出会いから今までが幸せであったことと、いずれ来るであろう別れを想定して不安定なのかな。不安のあまり、ロレンスとの関係を終わらせようとしている感じ。
  • ホロは長寿命だし、ロレンスは普通の人。お互いにどこまで踏み込んで良いのか難しいところだよね。普通の夫婦みたいな関係になれないし。
  • ホロが別れを恐れるのは、ロレンスが掛け替えのない存在になってしまったからだよね。
  • ホロ。自分を質草扱いする事に同意するのかって思った。ロレンスの商売上のパートナーとしてありたいから?
  • 〜を売ってお金を手にするというのが、どうも突飛すぎるかなぁって思ったのでした。この世界では普通のことなのかな?
  • 今回の儲け話とか駆け引きは、ホロ、ロレンス、エーブの価値観を浮き彫りにする感じかな。
  • 古い街並み。人の心の比喩が面白かった。
  • ロレンスは自分の店を持つことよりも、ホロを選ぶ。それに対してホロが怒るけど、ロレンスがホロを選ばないのであれば、そもそも旅を続けていなかったのではないかな。
  • ロレンスは一人で行商していた頃と、ホロと一緒に旅をしていた頃とで何が変わったのかな?って思いながら見ていた。
  • 終わり方。ホロとロレンスとの関係はとりあえず良い気がする。ロレンスは自分にとって何が大事なのかを、エーブとの関係から気がついたのだと思う。ホロと旅を続けてきたロレンスは、エーブみたいな生き方はできない。
  • ただ、エーブがどうなるのか気になるかな。ロレンス達との今後の関係はどうなるのかとか。
  • 暴動が起こるわけだけど、緊急事態が生じるのはオープニングアニメを見ていると普通にわかるよね。(エーブの回想シーンである可能性もあったけど)
  • ホロの故郷はどうなったのかって言うのも気になるかな。そして、ロレンスの回想シーンとの関係とか。
  • エーブがロレンスとホロのカップルをどう思っているかって言うのも気になった。羨ましい?かな。自分も信頼できるパートナーが欲しいとか。
  • エーブは達観しているようで、いつも不安を抱えながら生きている。自分の心の欠けた部分をお金で埋めようとするけど、いくら稼いでも埋まらない感じ。
  • IIではホロが狼化しないんだなぁって思った。


他にも書きたいことがあった気がするけど、時間が経って忘れてしまいました。思い出したら何か書くかも。