『悲鳴伝』(西尾維新)

悲鳴伝 (講談社ノベルス)

悲鳴伝 (講談社ノベルス)

  • あんまり期待しないで読んでいて、最初の方は「あんまり面白くないなー」って思いながら読んでいたのですけど。
  • 途中からグイグイ引きこまれました。西尾作品の中ではけっこう面白い方かと。
  • 西尾維新作品で良いと思ったのは『きみとぼくの壊れた世界』『クビシメロマンチスト』で、それを越えるほどの強い印象は受けませんでしたが。(それは、同作者作品に対する慣れと、私の加齢に由来するとも思えますが。もっと若いときに、最初にこれを読んだら、もっと感動したと思います)
  • 変な世界設定。変わった気質の主人公。淡々と進んで行くヒーロー物らしからぬ物語。
  • 何とも言えない読後感がありました。

【参考】
きみとぼくの壊れた世界』(西尾維新)の感想
http://d.hatena.ne.jp/fujisawamasashi/20060201#p1

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

クビシメロマンチスト人間失格・零崎人識』(西尾維新)の感想
http://d.hatena.ne.jp/fujisawamasashi/20090211#p1

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)