『正直に語る100の講義』(森博嗣)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2016/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このシリーズ、文庫になってから買うんでも良い気がしてきた。(と言いつつ、次も買う気もするが…)
58で「「友達にはなりたくない」という表現の危うさ。」について語られている。
ここで書かれている主張についてはここでは触れない。
で、私も「彼・彼女は〜の面で優れいているけど、友達にはなりたくない」という表現を用いるが、どんなときに用いるかな。
それは、この人の危険度を表現している可能性がある。
搾取する人、危害を与えてくる人、邪魔をしてくる人、その他諸々の可能性がある。
だから、「もしあなたがその人となんらかの件で付き合う可能性があるときは、付き合う範囲を限定して、注意して付き合って下さいね」という感じの意味合いを込めるていると思う。
人と付き合う上で事前情報を知っておくことが良いとは限らないし、悪いとも限らない。話している人の視点や価値観を表すことは確かだと思う。
後で、「あの人があー言っていたのは、こういう意味か」と分かることはけっこうあったりもする。
いくつか面白いと思うことが書いてあって、73の「「優しさ」の測り方を教えよう。」なども面白いかと。