ボディマス指数

https://ja.wikipedia.org/wiki/ボディマス指数

「相似則との関係」の所。

相似則に従えば重さ(体重)は長さ(身長)の3乗と相関するはずであり、事実、胎児の発育段階では相似則が保たれるため3乗と相関するローレル指数が適合する。しかし、成人では頭部の重量比率などが胎児や乳幼児とは大きく異なり、また、筋肉量に応じた放熱に必要な体表面積を確保するために相似にならない。


BMIの限界」の所。

体型が全く同じ相似形であっても、身長が大きくなれば、BMIはそれに比例して大きくなる。BMIは、体重を身長で2回割ったものであるから、長さの次元を持っている。体型が同じでも、身長(長さ)が増大すると、BMIも増大する。BMIは大人では22くらいが正常値であるが、3歳児では16くらいが正常値である(BMIは、カウプ指数と同じ)。BMIは、身長の低い人では、数字が小さくなるので、肥満を過小評価することになる。

体脂肪率は考慮されていないため、例えばトップ・アスリートやボディービルダーのような、筋肉質で高体重で体脂肪率は低い場合は「肥満」と判定され、逆に隠れ肥満のような、体脂肪率は高いが低体重である場合には「痩せ」と判定されてしまう。また、メタボと判定された人が運動を行って脂肪を筋肉に変えると、体重は増加し、BMIは増加して、肥満は悪化したと判定されてしまう。よって、激しい運動を伴う職業に従事する者に用いる場合には、体組成計等で体脂肪率を測定した方が有効性は高い。

若年や高齢の男女を、同じ指標で評価しているが、若い人ほど水分含有量が多く、女性の方が水分含有量が多い。同じ体型でも、水分含有量が多ければ、体重は軽く、BMIは小さい。

ここら辺が気になった。
まあ、それはともかく指標としては比較的有効であるという論調のようだ。
わたしの身長が平均身長より低いことや、筋肉が少なめであることを考慮して、この指標を使っていくのが良いのかもしれない。