『心の仕組み(中)』 ISBN:4140019719

で、やっと読み終わった。300ページ強の本だから5時間くらいかけて一日で読まないと駄目だな。こういう本は通学中に読むのは少し辛いことがわかった。頭が「読む」モードになるのに時間がかかる。

今は下巻を読み中。第七章は「家族の価値」。

読んでいると、自分の性格というのはどういうふうに形作られてきたのだろうか?って疑問を抱いてしまう。特に環境が与えた側面。私には両親がいて、姉と妹がいる。ついでに犬と猫も飼っていた。兄弟姉妹は親の愛(援助)を得るために競争している、という話がでてきて、うーん、とうなってしまった。姉と私の幼いころの関係というのは確かにそういう面があったんじゃないかなぁ。それもお互いに戦略みたいなものがあった気がする。もちろん戦略をとっている、ということには無自覚だったと思うけど。あと、へんだけど、確かな記憶がある。母に赤ちゃんが生まれた後、私は妹より弟が欲しかった、という記憶がある。なんでだろう?あと、妹が生まれて数年後の幼い記憶だけどちょっと拗ねていたような記憶がある。というか、何を考えていたのかはわからないんだけど、拗ねた行動をしたという記憶はある。自分は一人で遊んでもさびしくなんか無いよ〜、見たいな感じ。親の愛が不平等であることも理解していた気がする。親はでも、平等であろうとはしていたとわかる。・・・。

家庭環境のことを考えると、なんか悲しくなる。よくわからないけれど。たぶん、私は愛されていた。なのに悲しい。その理由はもう少し未来に考えることになる気がする。