『科学哲学のすすめ』(高橋昌一郎)

- 作者: 高橋昌一郎
- 出版社/メーカー: 丸善
- 発売日: 2002/01/01
- メディア: 単行本
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それにしても、人間の「意思疎通」とは何なのだろうか?この疑問のを掘り下げてゆくと、人間の「意思」とは何か、それを他者が「理解」するとはどのようなことか、相互の「意思疎通」自体が本当に可能なのか?と、言った言語哲学の本質に関わる問題に到達することになる。
一次の近似、二次の近似、そういうふうに、段階的に考えていけばいいと思うけど。
母親:八百屋さんで、大根を買ってきておくれ。 娘:わかった。 ・・・ 娘:ただいま。買って来たよ。 母親:よしよし、悪くない大根だね。 ・・・ ・・・ 母親:この部屋の掃除をしておいて。 娘:わかった。 ・・・ 娘:掃除完了しました。 母親:よしよし、こんなもんだ。 ・・・ ・・・
この先に、どんどん理解の質が高いものが必要になる、というストーリー展開をよんだ人は聡い!でも、面倒なので書かない。