『自由は進化する』(ダニエル・C・デネット)

自由は進化する

自由は進化する

これは良い本である。面白い本である。

そんなのどうでもいいじゃない、ってネタもあるけど、1/3くらいはとても面白い。1/3でも強烈に面白いということはとてもすごいことだ。1/3も読めないっていう忙しい人は山形浩生の解説だけ読めばいいと思う。

私が今まで考えてきた自由という言葉の概念とあまり外れないことを言う本だと最初は思った。でも、読んでいくうちにもっとすごいことを言っていると分かった。人生観が180度変わった、というほどではないけど、けっこう考えを改めないといけないなぁって思った。自由って言うのは生物(と限定していいのか)の生き残り戦略というか生き残るためのひとつのツールなのね。ライフゲームの比ゆがすごい生きている。

少し前に読んだ本なのでいろいろ感動したところがあったのだけど忘れてしまった。時間があったらまた書くかも。