魔術師の城塞 - ベルガリアード物語〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)
- 作者: デイヴィッド・エディングス,柿沼瑛子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/05/25
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勝負の終り - ベルガリアード物語〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)
- 作者: デイヴィッド・エディングス,柿沼瑛子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/06/23
- メディア: 文庫
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面白かったです。セネドラの苦悩とかすごいですね。主人公のガリオンの悩みなんてどうでもいいです。対トラク戦でのポルガラとダーニクの役目も納得できるものだった。魔術師ベルガラスは普段は怠惰な爺さんだけど、かっこいいところは本当にかっこいい。シルクはしっかりひねくれキャラをやっていて良い。〈裏切り者〉ゼダーはなんか哀れな老人って感じだったな。クトゥーチクは悪役って感じだったけど。
〈珠〉が最後に出てくるところ。終わらせ方がうまいです。長い物語にふさわしいエンディングといえるでしょう。
で、タイトルが気になっているのですが。原題と邦題を比べてみると下記な感じ。
- Pawn of Prophecy 予言の守護者
- Queen of Sorcery 蛇神の女王
- Magcian's Gambit 竜神の高僧
- Castle of Wizardry 魔術師の城塞
- Enchantaer's End Game 勝負の終わり
Pawn、Queen、Castleはチェスの駒のことだし、Gambitもチェス用語だと思う。そして最後は、Game。
なんかもう少し良い邦題はなかったのかな、って思う。
時間があれば、もっと書きたいことはあるのですが、ちょっとインプットに忙しいのでこの辺で。