『あっかんべぇ一休』(坂口尚)

あっかんべェ一休(上) (講談社漫画文庫)

あっかんべェ一休(上) (講談社漫画文庫)

あっかんべェ一休(下) (講談社漫画文庫)

あっかんべェ一休(下) (講談社漫画文庫)

下記は1999年8月18日頃書きました。今読んだら、かなり異なる感想を書くと思います。ただやっぱりかなり誉めまくると思う。昔はこんな漫画がアフタヌーンに載っていたんだなと思うと、今残っているのはどうも・・・って思ってしまう。

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まんがです。まんがで人に一冊薦めるとしたらこの本か、同じ作者の「石の花」です。現在、講談社の漫画文庫で出ているので見かけたら買いましょう。さてこの本の面白い所は………まず語り口ですね。この人の書く文、というか会話ですが、心に響く。少し哲学っぽい問や返答がとてもおもしろい。…そしてその問が生きていく上でとても切実。漫画なんてくだらないと思っている人はもうあまりいないと思いますが、これはみんなに読んで欲しい本。