「男のひと」
http://ririka.blogtribe.org/の2004-07-13 08:31:31にあったもの。
archive.orgでみれます。
http://web.archive.org/web/20040716233449/http://ririka.blogtribe.org/archive-200407.html
「男のひと」
男の人って どうしてよく眠るのだろう。 起きているときに 使い果たしてしまうからかな。 あなたが眠りにつくのを さまたげないように わたしはいつも 静かにじたばたする。
若い(妙齢な?)女の人の想いを綴ったと想定される詩ですね。
眠っている人は、男の人ですが、年上かもしれないし、年下かもしれないし、同年かもしれない。でも、女の人とって大事で愛しい人。尊敬の念も混じっているかもしれない。
兄弟かもしれないけど、恋人とか夫とか、そういう関係が近い気がする。
女の人は、男の人と、お喋りしたりとか、いろんなことがしたい。でも、疲れている男の人を起こしてしまうことはできない。だから、"いつも"静かにじたばたする。
この男の人は実在ではないかもしれないですね。そこまで想える人が欲しい、という願いかもしれない。詩の言葉はいろいろなことを想起させる力があって面白いですね。
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こんな結論にしたいんじゃない。
言葉に騙されていてはだめだとも思う。でも、言葉に酔いしれていたいとも思う。
自分がやっていることは正しいのか?って不安。暗闇から抜け出ることができないんじゃないかって不安。歩き続けることをやめてしまいたくなる。とまってしまえばすぐに泥の中に倒れてしまうことがわかっているのに。
強い意志に触れると、気高い意志が読み取れると、力がわいてくる。心を鼓舞・駆動するものを求めている。
目的が遠くすぎて、あきらめたくなってしまいたくなるときがある。そんなときに、意志の片鱗に触れると、もう少しがんばってみようって思う。
いいわけじみているけど、言葉に酔う時間が私は欲しい。無駄に見えるけど、無駄じゃないって信じたい。