『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』(ビョルン・ロンボルグ) 読み終わりました。

ISBN:4163650806

やっと、読み終わりました。とは言うものの、注は読んでいませんが。


面白い本です、というより感動的な本です。思い入れとか、願いとか・・・強い意志を感じます。そういうのは、私が科学者の卵(またはヒヨコ?)だから感じる、というわけではなくて、普通の人が読んでもやっぱり感動できるのではないかと思います。


器の小さな人は、狭い範囲でしか愛することはできない。能力の少ない人は小さなものしか守ることができない。愛国心とかも〜(何回も言っているような気がするので略)。


環境問題に対する基礎知識をつけるつもりで購入し読み始めたのですが、メディアリテラシーを含めいろいろな洞察を得ることができたと思います。

民主主義をうまく機能させるには適切に処理された情報が必要です。そういうことまで書いてあります。すごい本です。


思うんですけど、日本の高校とかで、1〜2年かけてこの本の内容を扱う授業とかあっても良いと思います。選挙権を持つ前に、・・・というより大人になって社会で生き抜くために重要な知識がてんこ盛りです。説明の仕方もとても丁寧です。