『猫の手勇者くん、突撃!』(清松みゆき)

猫の手勇者くん、突撃!―ソード・ワールドRPGリプレイ集×S〈2〉 (富士見ドラゴンブック)

ネタバレあるのです。

前巻の内容をだいぶ忘れてしまったので、いまいちノリについていけない。フィギュアとかパーティー内宗教紛争とかひたすらどうでも良い気がしてしまうんですが、結構たくさん書いてあるんですよね。

ウィンドとか能力値高めだし、活躍できないこともないと思うんですが、すっかりヘタレキャラ扱い。リプレイ上で残すのもそういう部分だけ残して編集しているのだろうか？ユーリリアは随所でダークな所を出してくれて面白いです。布教活動をもう少し控えめにして欲しいですが。ズンはけっこう戦闘などで活躍しますね。フィギュアと宗教活動は控えめにしてほしいですが。モニカは問題行動を起こしすぎ？トリムはあんまり印象に残らなかったなぁ。

ウィンドが攫われてしまったので、猫の町から出て行くことになりました。GMはもっとこの町の設定を詰めたかったような感じでしたが。

不和と復讐の神(邪神)ミゴリの信者のセシウス卿の設定が面白かったです。

VEコンバットの面白みがあると思うのですけど、どうも伝え切れていない印象。リプレイをいくつも読んでいて思うけど、ソーサラーが3レベルでシャーマンが4レベルくらいになってくると、戦術の自由度が上がっておもしろくなってくる気がします。