『コンタクト』
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2000/08/25
- メディア: DVD
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面白かった。「オッカムの〜」と出てきたときには嬉しくなってしまった。科学における最節約性(parsimoniy)が・・・(略)。
SF設定は、うーん、まぁ、特に。ちょっと「マシーン」がブラックボックス過ぎるんじゃないか?他にも突っ込みたいところはあるけど、まぁいいや。「ちょっとなぁ」ってところがひとつ。主人公の女性科学者に対して「神はいるか?」って問われるシーンがあるんだけど、あの応答はちょっとなぁ。私がお話を作るとしたら・・・(略)。
最後の尋問されるシーンは良い。「証拠がない」のに反論しなければいけない状況。でも、見ていて証拠はあったんじゃないかなぁ、って思ったんだけど・・・(略)。
ストーリィの流れがかなり読めてしまったけど、別にそういうのは気にしない。失敗するだろうなぁと思えば失敗する。実はいい人なんだろうな、って思ったらいい人だったり。死ぬだろうなぁ、と思ったら死ぬし。「実は〜だから反対した」とかもわかったし。ちょっと演出がわかりやすぎるかなぁ、って気もする。でも、そういうので文句を言うのは良くないし。
あと、あのあやしいおっさんが良かった(もう名前忘れた)。なるほどーと思ってしまった。この人がいなかったら面白くなかったと思う。この人のおかげで多層的な構造にお話がなった感じ。やはりSFにはちょっとイカレタ感じの怪しいおっさんが欲しい・・・(略)。