『ヒトクイマジカル』(西尾維新)

ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹> (講談社文庫)

ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹> (講談社文庫)

おもしろかったです。


死亡フラグっぽいなあ、なんて思っていたら・・・。ぎゃあー。


玖渚友はちょっとしか出てこないけど、黒い感じのところがあって良いですね。

匂宮理澄・出夢ですが、あの拘束着は無理あるような。まあいいけど。


まあ、いまさらだけど、主人公は女の子にモテモテ(死語)です。でも、他者の好意にはあんまり気がつかない(なんというかありがちな設定ですが)。


ジェイルオルタナティブと、バックノズルとか言葉がおもしろいですね。

「死線の蒼 Dead Blue」とかそういう名前は、なんというか、ジョジョのスタンドの名前みたいだな、って思いました。異能者バトルみたいなのが好きなのかな?


西尾維新作品のおもしろいところは、言葉遊び的なところもあると思うのですが、何らかの哲学・思想みたいなのがあるところなんですよね。

現在のところいい感じで進んでします。戦い乗り越えるべき敵が現れました。今後どうなっていくのやら。