それは紙に過ぎないじゃない。でも、それを「ただの紙に過ぎない」と感じさせていたのは自分なんだ、って気がついた。坂口尚の一休の漫画を思い出す。一休は印可状を蹴ってしまう。紙に過ぎないのだけど、それだけじゃない。でもやっぱり紙。自分の過去に向き合うためのツール、なんて醒めた言い方をするのもなんだけど。 形と中身。昔いろいろ考えたな、って少し回想。