一人だけになって

一人だけになって、自分の考えたいことを追求したいと思うことがある。でも、一人だけになりたいとか思うことは、現時点で周りに人がいるからそのように思うわけであって、いなかったら、人と一緒にいたいと思うのだと思う。追及したいこと自体も、境界条件に左右されることで、自分ひとりだけであれば、追求したいと思わないかもしれない。

他者とcommunicationを望んでしまうのは、そういうふうにできているから仕方がないことだと思う。私は他者に何かを分かって欲しいと思うことがあるけど、その欲をかなえるための努力が全然足りない。周りの人の労力を見るだけで気が遠くなる。

自分の考えを分って欲しいということと、相手のことを知るということは遠くない気もする。だから、たぶん、私も取っ掛かりを見つけられると思う。表面的に相手をみたりしないようにしないといけないけど。でも、普通は他者に内面まで簡単に踏み込ませないもんだから、簡単ではない。

相手を駆動するような、相手の力を引き出すような、そんな問いを呈する力。その力をえることが現時点での私のコミュニケーション能力の課題の1つ。引き出すためには幅広い知識が必要なわけであって、ちょっと無理かなぁ、とも思う。