「経済学者は進化理論家から何を学べるだろうか」(Paul Krugman講演録)が面白かった

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物理学も、新しい問題に出くわしたら、まず安定点や可解になる点を探す。それは余りにも限定されていて常に現実を反映しているとは限らないことは承知の上で。次に安定点の周りに摂動をする。
それが出来たら、simulationをやるけど、やみくもにやると意外なほどに得るものは少ない。

面白い。興味深い。

科学論を面白いと思うのは、個別科学(という呼び方がよいかわからないけど、数学とか物理とか化学とか生物学とかいろいろ)を何かひとつ学んだあとに、他の個別科学においても、同様な手法や思考を読み取れる場合かもしれない。


「それの何が面白いの?」という問いには答えられる必要がある。その質問をするものの、能力に応じて返答も異なるものになる。質問をすることはできても、答えを受け取ることができないというのは悲しい。だから、(略)。