『新ソード・ワールドRPGリプレイ集Waltz 2』(篠谷志乃)

シナリオもきちんと出来ていると思う。でも、この本の面白さは、キャラ(GM含む)の台詞の面白さ。いやぁ、よくこんな台詞が出てくるよね。というわけで、タイトルに使わせてもらっています(勝手に販促!→むしろ著作権的にあんまりよくないんじゃないか?)。


アイルの神がかり的な(GM泣かせの)予知も、ディケイやブランシュの戦術も面白いし、キーナの真面目だけど可愛らしさを持っているところもおかしい。ナジカ先生もいい味出している。内心をすぐ読まれてしまうGMもおかしい(でも、ストーリは破綻しないからすごい)。

TRPGの面白さのひとつに「(馴れ合いの上での)駆け引き」というのがあると思う。この本も、そういうところが面白かったりする。


ともかく、応援してます。ちゃんと続くと良いな。