どうでもいいや、って気分の時もある9

  • 私はトロイやつだと思う。みんながすばやく理解することをじっくり時間をかけないと理解することができない。だから、予め対応できるように考えておくことが大事・・・なのであるが、考えていてもすぐ忘れてしまうのだね。
  • 「イライラする」とよく書くが、それは自分がその対象にたいして思い入れを持っているということに他ならない。正しい状態があって、そこからあまりにもずれていると感じてしまうからイライラするのだ。
  • 「熱しやすく冷めやすい人」と、「熱しにくく冷めにくい人」ととがいると思う。「熱しやすく、冷めにくい人」や「熱しにくく冷めやすい人」もいると思うが、それは普通考えないよね。私自身はどちらかというと「熱しにくく冷めにくい人」かなって思う。
  • 『長い道』(こうの史代)isbn:4575939625「道」は「熱しにくく冷めにくい」キャラだと思う。自分というものをわきまえている。自分という存在が要求していいものをわきまえている。届かない夢を追おうとはしない。等身大で生きている。状況に対する反応の遅さ(感情の発露の遅さ)の表現は面白い。感情の表現の仕方も面白い。
  • 私は、「女性は男性より嫉妬深い」とは思わない。でもその発露の仕方が異なると思う。道は「嫉妬」という感情を感じさせない。あるとしても、とても控えめだ。道にとって大事なものって何なのだろう?何を支えに生きているのだろう。私は、自分の中に自分を支えるものがないととても不安に感じると思うのだけど。漠然とした不安、漠然とした恐怖、そういうものと、どう対峙していけるのか。
  • 生きていくための強さとはなんだろう?それはあるときは「鈍感であること」なのかもしれないって思う。「過敏・鋭敏」であることが生きていくのに便利であることもあるが、それは逆にノイズを拾いすぎることにもつながる。私は(ある種のことにたいへん)鈍感であるが、それはそれで生きていくのに楽なのかもしれない。でも、それが他者に迷惑をかけることもあるわけで、バランスが大事だよね、って思うわけだ。でも、中庸というのを見出すためには・・・とか考え出すと難しくなってくる。
  • 人は夢を追って生きなければいけないのだろうか?『あっかんべェ一休』(坂口尚)ISBN:4062604744;ISBN:4062604752、人は「夢を見るために生きる」のではなくて、「生きるために夢を見る」という感じのことが書いてあった。理想、夢、希望、願いは自分自身の性質から離れたところには存在しない。夢を選ぶことは人の自由だと思う。自分から遠い夢は簡単には得ることができないから苦しむことになるかもしれない。
  • 「生きていることは、すべての価値の根元です。」(『四季 秋』(森博嗣)ISBN:4061823531)と書いてあった。
  • 多くの人にたいして、失礼なことになるのは承知の上で書いてしまうけど、私はまともな仕事を何一つしていない気がする。PDという猶予期間に、私は自分で納得できる仕事をできるのだろうか?それは私の支えになってくれるのだろうか?